脳ドック立ち上げ準備中ーその1

当院で行う「脳ドック」の概要が決定しました。
検査項目と選択出来るコース、加えたり割愛出来るオプション、そして料金がおよそ決まりました。
現在、当院の看護師は非常勤1名ですが、脳ドックは平日の午後を予定しているので、申し込みの件数や検査内容によって勤務のシフト調整が必要ですがこれも特に問題はありません。

あとは、「脳ドック」開始についての告知宣伝の準備が必要です。
魅力的なパンフレットを創りたいと、ない知恵を絞っているところです。
最も大事なのは「検査の質」と「結果説明およびその後のフォローアップ」です。検査の質は次の写真を見ていただければある程度は納得いただけると思います。

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これは、正常成人女性の通常の撮像法(スライス厚7mm x 16枚)でのT2強調画像反転像です。
白黒反転にする事によって、脳の構造や脳室、脳槽の形状、脳血管や神経も観察しやすくなっています。通常の撮像では「真っ黒」に見える頭蓋骨が「白く」、骨の中の骨髄(血液を造る部分)が「灰色」に見えますので、現実の頭蓋・脳の横断面に近い色合いになります。

MRA(MRIによる脳の血管撮影)は、脳ドックの一つの目玉です。
当院のシステムの場合、Macを用いた最新式のPACSによって美しい3次元画像処理を行っています。実際は、3次元的に全方向、どの角度からの観察も可能で、パソコンのマウス一つでくるくる回転させる事が出来ます。ここにその画像を掲載しようと思ったのですが、DICOMの3次元画像をQuickTimeVR(virtual reality)に書き出したファイルが重いため、ブログ管理サイトから拒否されてしまいました。
そこで、そのQuickTimeVRに書き出した3次元画像を切り出して2枚載せます。

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上の写真は、ほぼ顔の正面から観ているところ。
画面の右上端に「A」と見えているのは、3次元に回転している場合の観察方向を現しているものです。
下の写真は、同じMRAを上方やや後方から観ているところ。

繰り返しになりますが、実際の診察デスクの上にある画面では、この脳の血管を自由にどの角度からでも回転させて観察出来、もちろん色合いや濃さ、明るさなども自由に変更できます。
これによって、くも膜下出血の原因である「脳動脈瘤」や、脳梗塞の原因である脳動脈硬化(血管の狭窄や口径不同など)を見つけ出す事が出来る訳です。

これらの画像診断に加えて、頸動脈の動脈硬化を調べる超音波断層(エコー)や頸動脈MRA、頸椎症などを調べる頸椎X線撮影+頸椎MRIなどをオプションで選択出来る様になっています。

コース、料金、選べるオプション、およその所要時間などは近いうちにHPに掲載の予定です。そしてドックで最も大事な、検査結果に基づいた生活指導や病気の予防、無症状の病気の治療は院長が責任を持って時間をかけて丁寧に説明をし、結果は一人一人に紙のプリントとCD-Rに焼き付けたデータでファイルを作ってお渡しする予定にしています。

「脳ドック」の詳細について知りたい方は、HPの方の「お問い合わせ」のページからメールをお寄せください。電話、ファックスでも受け付けますが、診療時間帯によっては院長が対応出来ませんのでご了承ください。

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