巨人軍コーチ木村拓也さんのご冥福をお祈りします。

ちまたで「きむたく効果」と言われているらしいですね。
「きむたくパニック」とでも言い換えましょうか。

4/2、試合前のシートノックの最中に37才の若さでクモ膜下出血に倒れ、懸命の治療のカイもなく4/8に発症後わずか5日で亡くなられてしまった木村拓也さん。
そのことがテレビなどで報道された影響でしょう。当院でも4/6頃から急に新患、特に頭痛で脳卒中を心配する方が増えました。

東京などの人口密集地では、脳外科の受診や脳ドックの予約申し込みが殺到しているらしいですね。
画像


一昨日の4/14(水)位まで、普段の1.5倍程の患者数とそれに伴いMRI検査数も増加しました。こちら庄内地方では、ちょうど田植えの前の種蒔きの前でもあり、「心配だから今のうち、、、」という駆け込み的な感じの受診も多かったようです。

写真は、当院のMRIで撮像した脳血管MRA。
前交通動脈部に直径約5mmの未破裂脳動脈瘤が見つかった方です。
この方は、適切な紹介(日本海総合病院脳外科と荘内病院脳外科)の後、血管内治療(コイル塞栓術)を受け、後遺症なしで元気に当院に通っておられます。ちょうど本日再来でした。

木村拓也氏の残念なことがなくても、「転ばぬ先の杖」。
是非、今までと違う強さの頭痛とか、持続する頭痛とか嘔吐を伴う頭痛などのなんらかの症状がある人は脳の検査を受けて下さい。何の症状もないけれど、不安、心配という方のためには当院の様な『脳ドック』があります。

(そういえばちょうど本日、日本脳ドック学会より施設基準に合格し脳ドック施設として認定するとの通知を頂きました)

発症(動脈瘤が破裂して出血)するまで何の前兆もないというのがクモ膜下出血の特徴です。
つまりさっきまで笑ってお茶を飲んでいた人が、つぎには激しい頭痛で頭を抱えて倒れ、嘔吐し、意識をなくしてしまい、最悪の場合には救急隊到着時にすでに心肺停止状態になることすらある怖い病気です。

出血の前触れがあったり、動脈瘤そのもの圧迫による神経症状が出ることは稀な疾患なので、あることがわかっていてもいつ破れるかは予測出来ないのです。
一度検査して大丈夫だったとしても、心配な方は数年に1回程度はチェックした方がいいのではないかと思われます。

木村拓也さんのご冥福をお祈りし謹んで哀悼の意を表させて頂きます。

合掌。。。。。

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